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    • 2012.03.27 Tuesday
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    後世に伝えたい平野政吉美術館、「秋田の行事」

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        秋田市中心部の千秋公園の入口にある平野政吉美術館。独特の流れるような曲線の屋根が特徴の建物である。屋根には採光のための丸窓が付き、館内に柔らかく自然光が降り注いでいる。

       この採光窓は、美術館の創設者である平野政吉が、生前、藤田嗣治(レオナール・フジタ)を訪ねた際、藤田から直接、助言されたものである。また、この美術館は、藤田が、1937年(昭和12年)、平野政吉の米蔵で描いた大壁画「秋田の行事」を展示、鑑賞することを主目的に建てられている。

       1000年経っても変わらぬ名所であるように、奈良・正倉院を模した高床式に造られ、藤田と平野が若い頃に描いた夢が実現されている。また、制作当時世界一と言われた、縦3.65メートル、横20.5メートルの大壁画「秋田の行事」は、二人が構想した美術館の壁を飾るために藤田が描いた作品である。

       この美術館が建設された理念、「秋田の行事」が描かれた理念は、今に生きる私たちが、しっかりと後世に伝え、残していく必要がある。

       「秋田の行事」には、屋根に付けられた丸窓から、柔らかく自然光が降り注いでいるが、これは藤田の思い、願いでもあった。フランス、ランスにあるレオナール・フジタ(藤田嗣治)の最後の作品「平和の聖母礼拝堂」のフレスコ壁画にも、「秋田の行事」と同じように藤田の思いが込められた自然光が差し込んでいるのである。




       (当ブログ著者からのお知らせ) 
      当ブログ著者が、2011年(平成23年)12月6日、平野政吉美術館で確認したところ、美術館の屋根の丸窓から展示室に降り注ぐ自然光が、現在、設置された仕切りで遮られております。藤田嗣治の助言通り、丸窓からの自然光の採光形式にすべきと考えます。
       

       
                                                                (この記事は、2011年9月16日の記事を再投稿したものです)
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      未来に受け継ぎたい「平野政吉美術館開館の理念」

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                             正倉院を模した高床式の平野政吉美術館(秋田県立美術館)


         1967年(昭和42年)5月5日、平野政吉美術館・秋田県立美術館は開館した。平野政吉が昭和13年に美術館建設に着手して以来、29年の歳月を費やしての完成だった。美術館開館の日、平野政吉は挨拶で、「16才から58年間、一途に集めてきた作品だけに愛着があり、藤田画伯も秋田に『新しい奈良』を築きなさいと私に語っていた。私としてはどうしても秋田の地に飾りたかった。こどもの日を期して皆さんにお見せ出来るのにはうれしい意義がある。これからの若い人達にこれを見てもらって学んでいただき、優れた美を表現してほしいと念願しているからだ。私の願いを受けてくれた県民にお礼を申したい」と述べた。郷土・秋田の地に収集した作品を残し、若い人達に見てもらい、学んでもらいたいという夢が実現した瞬間であった。「青少年を心豊かな人間に」という思いが平野政吉美術館開館の理念であった。大壁画「秋田の行事」の作者でもある藤田嗣治は、秋田を「極めて古風な感じが京都に似ていて、それでいて若々しい青年のような活気を感じさせる。奥ゆかしさが残っている土地だ」と語り、褒めたと言う。平野政吉美術館(現秋田県立美術館)にはその藤田との構想や藤田のアドバイスが随所に生かされている。平野政吉美術館開館に込められた藤田と平野の理念は、平野政吉と藤田嗣治の思いそのものである現美術館、平野政吉が生涯を懸け収集し、残してくれた藤田嗣治作品とともに、未来に受け継ぐべきである。
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        後世に伝えたい「平野政吉と藤田嗣治の思い」

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           1936年(昭和11年)の夏、平野政吉が「あなたの絵を集めた美術館を建てたい」と打ち明けた時、藤田嗣治は、その美術館の壁を飾る壁画の制作を宣言した。その後、二人は美術館の構想を話し合い、深めていった。それは、「秋田を第二の奈良にしよう。そのために正倉院、法隆寺を秋田に拵える気持ちで美術館を建て、新しい名所にする。世界一大きい奈良・東大寺の大仏に匹敵する、世界一大きな絵を描く」というものであった。

           1937年(昭和12年)3月、藤田は美術館のための壁画、「秋田の行事」を完成させた。平野政吉は、翌1938年(昭和13年)に、秋田市八橋で美術館建設に着手したが、戦時中の鉄材の使用制限のため断念し、戦後は、農地改革によって多くの資産を失い、独力での美術館建設が困難になったが、財団法人設立によって、県の協力を得て、美術館建設を実現することになった。県民の寄付金(当時の金額で、2000万円)、国庫補助金(同、1500万円)、平野政吉の私財(同、5000万円)も建設費に充てられ、1967年(昭和42年)、念願の美術館を完成させた。

           美術館の建物は、日本宮殿をイメージした曲線の屋根の形、正倉院をイメージした高床式の造りになっており、平野政吉と藤田嗣治の若い頃の構想が生かされている。また、藤田嗣治は、平野政吉が美術館建設の報告のためにパリ郊外のヴィリエ・ル・バークルの自宅を訪れた際、美術館は自ら最後に手掛けた「平和の聖母礼拝堂」と同じ採光の形式にして欲しいと平野政吉に伝え、託した。平野政吉はそれを忠実に守ったと語っており、平野政吉美術館の丸窓からは、藤田のアドバイスどおりに館内に自然光が降り注いでいる。

           平野政吉と藤田嗣治の尊い思いが込められている平野政吉美術館(現秋田県立美術館)は、「秋田の行事」、平野政吉が命を懸け収集した藤田嗣治作品と一体の貴重な文化財であり、後世に末永く伝えていくべきである。





          (当ブログ著者からのお知らせ)
          当ブログ著者が、2011年(平成23年)12月6日、平野政吉美術館で確認したところ、美術館の屋根の丸窓から展示室に降り注ぐ自然光が、現在、設置された仕切りで遮られております。藤田嗣治の助言通り、丸窓からの自然光の採光形式にすべきと考えます。
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          後世に伝えたい平野政吉美術館、「秋田の行事」

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             秋田市中心部の千秋公園の入口にある平野政吉美術館。独特の流れるような曲線の屋根が特徴の建物である。屋根には採光のための丸窓が付き、館内に柔らかく自然光が降り注いでいる。

             この採光窓は、美術館の創設者である平野政吉が、生前、藤田嗣治(レオナール・フジタ)を訪ねた際、藤田から直接、助言されたものである。また、この美術館は、藤田が、1937年(昭和12年)、平野政吉の米蔵で描いた大壁画「秋田の行事」を展示、鑑賞することを主目的に建てられている。

             1000年経っても変わらぬ名所であるように、奈良・正倉院を模した高床式に造られ、藤田と平野が若い頃に描いた夢が実現されている。また、制作当時世界一と言われた、縦3.65メートル、横20.5メートルの大壁画「秋田の行事」は、二人が構想した美術館の壁を飾るために藤田が描いた作品である。

             この美術館が建設された理念、「秋田の行事」が描かれた理念は、今に生きる私たちが、しっかりと後世に伝え、残していく必要がある。

             「秋田の行事」には、屋根に付けられた丸窓から、柔らかく自然光が降り注いでいるが、これは藤田の思い、願いでもあった。フランス、ランスにあるレオナール・フジタ(藤田嗣治)の最後の作品「平和の聖母礼拝堂」のフレスコ壁画にも、「秋田の行事」と同じように藤田の思いが込められた自然光が差し込んでいるのである。



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